夜の国道を徒歩で逃げるには無理がある。


とにかく捕まったらお終いだ。


そこにやたら騒々しいバスが通りかかった。


女性活動家のバスだ。


彼女を支持するわけではないが、追っ手がそこまで来ているし、ここはすがる事にしよう。


彼女の懐の深さは察しがついている。

嫌とは言わないだろう。


「僕は彼女の友達です!」


そう言って手を挙げてバスの前に立ちはだかると、他にも10人程の男達が手を挙げている。


追っ手を撒くには好都合だった。


快くバスに乗せて貰え、暫しの安堵感を噛み締めた。


女性活動家の行き先は彼女を迎えるパーティーだった。


大勢の彼女の支持者達が集まっていて、そのに紛れたつもりだったが、やはり追っ手がそこにも来ている気配を感じた。


逃げるしかない。


パーティー会場を飛び出しとにかく夜の街を走る。


どこを走っているのかさえ分からないが逃げるしかないのだ。


大通りの向う側に逃げたい。


息を切らしながら横断歩道の階段を駆け上がる。


すぐ後ろから男女の2人組が着いて来ている。


追っ手だろうか?!


焦る…


やっとのことで階段を登り切ったが、なんと歩道橋が寸断されているではないか!


目の前には錆びた梯子。それを降りて行くしかなさそうだ。


そこにさっきの男女の2人組が!


捕まってしまうのか?!


もうお手上げだ!


すると2人組は僕を追越し先に錆びた梯子を降りて行った。


一瞬ホッとした。


しかし、やはり逃げなければならない!


捕まったらお終いなのだ!


そこで目が覚めた。


とにかく疲れて目が覚めた。




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