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20100112234611
人伝にだが、なんとかメールアドレスを聞き出したまでは良かったが、メールを送っても返事をくれない憧れの彼女。


数回目のメールでようやく貰った返事は素っ気ないもの。


無理もない。彼女とは一度会ったきりで、しかも挨拶程度。

僕の方が一方的に好意を持ってしまったわけだ。


警戒して当然である。

むしろ警戒しないような女性だったら、こちらの方が退いてしまうだろう。


時間はかかるだろうが、少しずつ距離を縮めていけば良いのだ。


一目惚れだった。


幾多のメールを送るが返事は無い。

いや、厳密に言うと数回だけ返事を貰った。彼女の誕生日に祝福のメールを持った時に、素っ気ない業務的な「ありがとうございます」という返事を三日後に貰った。

それでも、その時は嬉しかった。

少しだけ距離が縮まった気がした。


しかし、その後にお誘いのメールを送ってもやはり返事が来ない。

これ以上続けると、ストーカーと思われかねない。

苦節一年!

身を退く事にした。



それから暫くして、彼女に対する想いはすっかり薄れてしまっていたのだが、昨夜はどうしても家に帰れない状況。

つい、彼女の車のバックシートに、こっそりと忍び込んでしまった。


もう彼女に嫌われようがどうでも良い!

ヤケクソである!

暫くすると、彼女が運転席に、助手席に友達らしき女の子が乗り込んできた。

彼女はバックミラー越しに僕に気付いたが、目を合わせる事は無かった。ただ一瞬怪訝な顔をしたのがはっきり分かった。

きっと

『また あの男だ…しつこい奴め…』

と思ったに違いない。

もう、どう思われようが構わない。ただ、家の近所でヒョイと降ろしてくれればそれでけっこう。


車は田舎道を走り出した。

彼女が助手席の女の子に何かを告げている。

どうやら行き先の変更のようだ。


高速道路の料金所を通過した車は…

あれっ

僕の家とは逆方向だ…

彼女の僕に対する仕打ちだとはっきり分かった!

そんなぁ…

そこまで嫌わなくても…






そこで目が覚めた

(汗)




※画像と本編は無関係です!
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