故郷の佐賀に帰ると、いくつかの楽しみがある。

両親や姉弟、甥っ子姪っ子、また友人に会えるのもそうだが、食べることだ。
母親の手料理はもちろんだが、ラーメンも楽しみのひとつ。本場の九州ラーメンですからねぇ~。

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実家の隣町である久留米(福岡県)にある『丸星ラーメン』だ。

父親がラーメン好きなので、ものごころがついた頃には、このラーメン屋に時々来ていた。だから“ラーメン=丸星ラーメン”ぐらいの想いさえある。

創業が昭和33年というから、この界隈、いや九州のラーメン好きなら知っている店だと思う。
国道3号線沿いにあり、トラックやトレーラーも収容可能な広い駐車場もあり、24時間営業とありがたい。今は隠居の身の父親もトラックの運転手だったので馴染みがあるしね。

また、20年程前に、旅の仕事(オーケストラのボウヤ)で日本中を回っていた頃に久留米に来た時に、実家へは寄らず、スタッフの方々とツアーバスでわざわざここへラーメンを食べに来た事がある。
僕が誘ったわけじゃなく、旅のスタッフの方々は日本中の美味しい店を知っていて、久留米に来たらココらしいのだ。その位有名なのだろう。
なんだか嬉しかったねぇ~。

だだっ広い店内。席に着くと同時位に、気さくなおばちゃん達がラーメンを運んで来るのだ。とにかく回転の速い店なので、次から次へと出来上がったラーメンを大きなトレーに載せてきては「ここは何杯~?」みたいな感じ。
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紅生姜をのせて・・・

『うぅ~ん…この味だ』

豚骨だが、サラッとした喉ごし。東京で“豚骨ラーメン”というと、やたら背脂がギトギトした感じがあるが、九州の豚骨ラーメン、特に久留米ラーメンは意外にさっぱりしているんだよね。

『うまいっ!』

若干煮詰まった感じだが良い味が出てる。

さてさてっと…この店の事を書こうとしたら、ある事に気づいた。
ラーメンの値段を知らないのだ。子供の頃はもちろんだが、自分で代金を払う事がめったにないのだ。
大人になって帰省した際に『俺が払うよ』と言っても、父親が『ラーメン位おごるばい!そのかわり、もっとよかもんばおごらんねよ(笑)』と言われてしまうから『ごちそうさま~』となる訳。

父親に電話して値段を聞いてみる事にした。
近頃は“オレオレ…振り込め詐欺”やらがあるので携帯の方が良い。発信者が分かるから安心だ。

プルルル~プルルル~カチャ『ハローハロー サロンパス貼ろ~』父親はダジャレ好きである。
この陽気さと心意気に、笑ってあげとくか…となり『おぉ~、それ新しかねぇ~』とつい賞賛する言葉が喉をついて出てしまう(苦笑)。

ラーメンは\350で、替え玉が\100。
(確か子供の頃はラーメンが\150位だった記憶が…)
ちなみに創業昭和33年という情報も父親が調べてくれた。

また店構えが良い。
入口をくぐると土間であり、しかも坂を下る感じで半地下のだだっ広い客席。レトロ
きっと掘っ建て小屋みたいな感じで開業し、そのままなのだろう。
これが良いんですよ!

半世紀近くもやっている老舗なのです。

久留米に寄る機会がある方は是非立ち寄って欲しいな。

親父、ありがとう~。
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1年半ぶりに故郷の佐賀に帰った。

時期をずらした正月休みだ。

両親、兄弟、甥っ子、姪っ子共に元気でなにより~。

まずやる事と言えば、お墓参りだろう。

実家から歩いても10分程。親父と甥っ子が付き合ってくれてお墓参りを済ませ、その後3人で散歩をした。

東京に出てきて25年になるが、生まれてから高校までを過ごしたこのあたりを帰省した際にぶらぶらと歩く事はほとんど無かった。
同級生、また見知りや親戚と出くわすのが何故か煩わしかったからに他ならない。
久しぶりに会う方々にいちいち挨拶・近況を報告しなければならない事になる。「売れないバンドマンやってまして・・・」なんて、おじちゃんおばちゃんに説明をするのはすごく面倒な事で・・「いつテレビに出ると~?」とか言われてしまうし・・・それでなくても都会と違い“田舎”というのは色々と堅苦しく窮屈な部分があるしね。

しかし、この歳にもなると変な見栄とかが無くなったせいか、妙に清々しい気分で歩くことが出来る。

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30年ぶり位かな、熊野神社に寄ってみた。
初詣とは言わないのだろうけど、僕にとってはそんな感じ。
子供の頃は、町内の餅つきやらの子供クラブの催し物がある時等に来たし、遊びにも来た。縁の下にあり地獄があったのも思い出した。
恥ずかしい話だが、子供の頃は“お宮”と呼んでいて、今回初めて熊野神社という神社だと知ったのだ・・新宿にもあるよな~。

「こんにちは~」「元気ね~?」と、何の違和感もなくたわいもないやりとりが心地よい。やはり30年ぶり位に見かけたおじさんだが僕も覚えているし、あちらも覚えていてくれて、歳月を感じさせない不思議な感覚を覚えた。

“柔らかいひととき”のキャラメル王子であった。
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今年初めて空を見上げました。

また今年初めてパソコンを開きました。

ようやく新年がやって来た感じがしています。

去年の暮れからずっと当ラーメン屋「厨」は、ほとんどオールナイトに近い状態で営業しており、寝ている時間以外は働いている感じの年明けでした。

環七とはいえ、正月にやっているラーメン屋は少なく、大盛況。
お寒い中、並んで待って食べて下さったお客さん、ありがとうございました。

さてさて、ミュージシャン・キャラメルとしての活動ですが、今年は、近年ちょっと疎かにしていた作曲、レコーディング等の作品作りに力を入れ“より音楽的な活動”を心掛けようと思っています。

本年もよろしくお願い致します。

※今年は年賀状が一通も届いていないのだが(同居人も同じく)・・・!?
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